「人参」と「酵素」の物語
〜人参ジュース・ミックスジュースを飲まれる方へ〜
第１章 「人参の話」
第２節 ガンについて
「ガンについて」
６０万人 何の数字だとおもいますか？
三大成人病で、１年間に亡くなる方の人数です。（2013年情報）
第二次世界大戦の戦死者が３年あまりで百数十万人といいます。６０万人というのは、すごい人数です。
しかも・・・
ガンの死亡率は、年々高くなり、近い将来２人に１人はガンでなくなるのではないか？と言われています。ＷＨＯ（世界健康機構）のデータでは、日本人が亡くなる前に、病気で床についている「平均年数」は、男性が９年で女性が１３年だそうです。
中高年の９０％の方が、何らかの疾患を持ち・・「自然死」を迎えることができるのはわずか「２％」の方だけです。１００人中９８人は、「病気で」亡くなるのです。
そして、日本人の国民医療費は年間３４兆円で国民所得の９．１％ 一人当たり２６万７２００円にものぼります。（厚生労働省 平成１９年度国民医療費の概況）
たばこ・アルコール・肉食へのかたより（野菜不足）・食品添加物・ストレス・空気の汚れ・・・
私たちの身のまわりは、ガンの原因で溢れているように思えます。
なんらかの対策が必要なのだと思います。でも同じ環境にいても、ガンになる人とならない人がいるのは確かです。この違いは何なのでしょうか。
そもそも、ガンはどこからやって来るのでしょうか。ガンが風邪のようにウィルス性で感染したとはあまり聴きません。
私たちの細胞は、代謝によって常に再生されています。この果てしなし繰り返しの中で、異常な細胞が発生してしまうことがあるのです。それがガン細胞です。特に特別のことではなく、１日に数万個のガン細胞が出来るのです。
そして、正常な細胞であれば、数十個回のの分裂をして、その後は死滅していきますが、ガン細胞の場合は、爆発的にしかも限界なく増殖していき、長い期間のあいだに悪性のガン腫瘍へと成長してしまうのです。
でも私たちの体には、ガン細胞を攻撃して破壊してしまう武器が、装備されているのです。
ＮＫ細胞というキラー細胞です。この細胞は血液中を動いて、ガン細胞を発見すると、ある種のたんぱく質を、ピストルのように撃って、ガン細胞に穴を開けて死滅させているのです。その弾の原料が、大豆タンパクなどの良性なたんぱく質なのです。だから大豆のような、
良性の植物性タンパクをとることがとっても大切なのだといわれています。
ガン細胞は長い年月をかけて大きく成長してしまいますが、ガン細胞の成長しやすい環境と成長しにくい環境があるのです。まるで好き嫌いがあるように。
塩分（ナトリウム）と脂肪（特に動物性脂肪）が、ガンの大好物です。毎日肉中心で、アルコールを飲む食生活は、ガン細胞を大きく育てやすくしているのです。反対に塩分と脂肪を与えないように、
野菜中心の食生活をしていれば、ガン細胞の成長を抑え、
成長を遅らせることが出来るということです。
ガンを抑えるためには、減塩して、野菜を大量に摂取することが大切なのです。
野菜に含まれているカリウムは余分な塩分を排出する働きがあります。大量に野菜を摂取することにより、余分な塩分を排出し、ガン細胞の増殖を抑制するように、働きかけるのです。
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