「大切なのは、酵素の無駄使いをやめること」
◆自分の体内の「潜在酵素」の無駄使いをやめる方法。 潜在酵素が消化酵素として、多量に使われることに、問題があるの です。だから、消化酵素の節約が一番大切なことなのです。消化酵 素を節約するには、消化の悪い食品を食べないこと、消化の悪い食べ 方をしないことでが大切です。
具体的な対策 1、果物を食べる。 果物は消化が良く、太らず、酵素が多いものです。午前中は、フルー ツを中心に食事をして、酵素とエネルギー消費を少なくすることが、肝 心です。通常の常識外ですが、本来フルーツは食前に食べるようにしま す。フルーツの持っている、命のある水・ファイトケミカル・酵素を効 果的に取り込む為です。
2、生野菜を食べる。 生野菜は、手軽に酵素がとれ、消化の負担がすくない食べ物です。 野菜主食に切り替えます・加熱よりも、生食で食べるようにします。 野菜を過熱すると、野菜に含まれる酵素が死んでしまいます。 ドレッシングの油は、亜麻油・オリーブ油など体に野菜しいものを使 います。サラダオイルは体を酸化させる油なので要注意です。
3、発酵食品をたべる。 納豆・ミソ・本物の醤油など歓迎です。ヨーグルトは意見の分かれる ところですが、私自身は市販のヨーグルトは消化に問題があり、カゼイ ンなど腸にこびり付く問題物質があるので遠慮しています。
4、夜食の習慣をやめる。 夜は、代謝の時間です。夜眠っている間は、代謝を活発にさせて、 体の回復に努めたい時間です。ここで消化がはいると、消化酵素が優 先されてしまい、細胞のクリーニングなどの代謝が十分におこなわれな くなります。理想的には夜8時以降の食事はさけます。
5、酵素「サプリメント」を積極的に活用する。 サプリメントの利用については、なるべく自然の法則の範囲のものを ご利用ください。植物性のものでも、自然界にはありえないような濃度 に精製していたり、化学的に合成させたものは、文字通り不自然な食品 です。不自然な食品を食べて、自然(健康な状態)な状態を取りもどす ことは出来ません。
6、過度の肉食・お砂糖菓子の摂取をやめる。 肉食は基本的に少なくします。肉の良の目安は、晩御飯にトランプ の大きさまです。味付けフレーバーとして利用する程度に抑えます。 肉食は、消化が悪く、完全に消化仕切れ米場合、毒性の高い物質を腸内 で発生させます。この物質は、腸から体内に入り込み非常に悪い影響を あたえます。肉食1に対して生野菜10の割合で食べます。お米の替わり にサラダを大皿にもり、肉を食べたら、生野菜をモリモリ食べるように します。
トイレに入って、便が臭いのは、消化不良の証拠です。36度以上の 体内に30時間も消化されずに残っていた食べ物が腐った臭いだと思 ってください。果物・野菜中心の食事の便は、殆ど無臭に近いのです。
甘いもの。砂糖は基本的にダメです。砂糖は、食べることによって、 より多くの砂糖が食べたくなるような「飢餓的」な食欲を出させる食べ 物です。なるべくさけるべきです。
7、食事中・食後の湯茶は少なめにする。 食事をしながら、湯茶を大量(200cc以上)飲むと、胃液などの 消化酵素が薄まり、大量の消化酵素が分泌されます。折角、消化酵素 を分泌しても、また薄まり、余分な酵素を使うようになって酵素の無 駄使いになります。
※ 食品には、自分を消化するために酵素が組み込まれていますが 、47度以上に加熱することで、この酵素は破壊され、消化のわるい食 品になってしまいます。原則として、加熱されたお料理は生の食事に、 切り替えることが、「必要」です。
食事について、大切ルールが沢山ありますが、あまりナイーブになる のも考え物です。完全実施が理想的ですが、基本的なところを守って いければ、たまに肉を食べたからといって、大きな問題にはなりませ ん。続けて、食べ続けることに問題があるのです。
予断ですが、病気になると「食欲がなくなる」のは、消化に使う酵素を 少なくし、代謝に酵素をまわすことで、体を回復させているのです。野 性の動物は、本能になっています。
酵素以外にも、野菜を食べることによって取り入れることが出来る物 があります。
●ナチュラル・ハイジーンとは・・・ (※ナチュラルハイジーン普及協会資料抜粋)
<ナチュラル・ハイジーンのモットー>
・「 Health Is The Result of Healthful Living 」 (健康とは、健康的な生活の結果もたらされるものである)
・「 Health Care Is Self Care 」 (ヘルスケアとは、自分の体は自分で守ることである)
<ナチュラル・ハイジーンの原則>
ナチュラル・ハイジーンの原則は実にシンプルです。それは「健康のた
めに必要な条件を体に与え、 体を傷つけるようなものを体に与えな
いことによって、体の内外環境を清潔に保つ」ということです。
必要な条件とは、「新鮮な空気や水」「体の生理機能構造上ふさわし
い食事」「十分な睡眠や休養」「適度な運動」「日光」「ストレスマネー
ジメント」など、生き物にとって生きていくための基本的な要素のことです。
休養のなかには、必要な場合に消化器官のすべてに休養を与える
「ファスティング(断食)」も含まれています。
体には常に自らを浄化・修復し、ベストコンディションで機能しようとする
力が備わっており、ファスティングによってその修復力・治癒力を最大限
に発揮するチャンスを体に与えることができるからです。
人間に備わっているこうした内なる力を邪魔しない限り、悪いところは治され、
病気は速やかに快復し、健康を維持できるようになる、というのがナチュラ
ル・ハイジーンの教えです。
<「自然の法則」に基づいた生命科学の理論>
「ハイジーン(Hygiene)」という単語を英和辞典で引くと、「衛生」「清潔
を保つこと」「摂生」などと訳されていますが、ウェブスター英英辞典には
、こうした意味よりも先に「健康および健康維持のための科学。健康を保
ち、病気を予防するための原則の理論」と記されています。
「Hygiene」の語源はギリシャ語の「Hygeia」(ハイジーア。ギリシャ神話
の「健康の女神」)から来ています。
ナチュラル・ハイジーンのパイオニアの医師たちは、当時の人々が全く
無頓着だった公衆衛生や体を清潔に保つことの重要性を説き、体内環
境を清潔に保ち、心身ともに汚れなく清らかであるときにこそ健康が維
持されると教え、「健康」「活力」「強さ」「前向きな姿勢」を表現するもの
として、「ハイジーン」という言葉を使っていました。
しかし、西洋医学のヘルス・アプローチでも「清潔」や「衛生」を重視する
ようになり、これを「ハイジーン」と称するようになりました。やがて本来の
「ハイジーン」の意味合いが薄れてきたため、20世紀に入ってから、
「Natural」という言葉をつけて「ナチュラル・ハイジーン」と呼ぶことにし、
西洋医学で用いられている「清潔」「衛生」といったこととは区別するよう
になりました。
「ハイジーン」で総称される「健康」「活力」「強さ」「前向きな姿勢」は、
自然と調和したライフスタイルを重視したことによって得られる、というの
がナチュラル・ハイジーンのパイオニアたちが説いてきた教えだからです。
<ナチュラル・ハイジーンの歩み>
ナチュラル・ハイジーンは、1830年代、薬や手術を主流とする西洋医学に対し疑問を抱くアメリカの医師らによって、学問的にしっかり体系づけられた健康理論であり、科学の一分野です。
ナチュラル・ハイジーン理論のルーツは、医聖と言われたヒポクラテスやピタゴラス、アルキメデスといった古代ギリシャの医師や哲学者たちまでさかのぼります。彼らが「健康維持や病気改善の秘訣は、自然と調和して生きることである」と弟子たちに教えていたのです。
20世紀に活躍したジョン・ティルデン医学博士やハーバート・M・シェルトン自然療法学博士は、ナチュラル・ハイジーンのパイオニアの医師たちが残した理論を患者たちの治療に生かして多くの人々を救い、その経験を多くの書物に著わしています。
そして、ナチュラル・ハイジーンが世界中に広く知られるようになったきっかけは、なんと言っても、この理論を一般の人に最もわかりやすい方法で解説した書籍『 FIT FOR LIFE 』(邦訳『フィット・フォー・ライフ』グスコー出版刊)の登場によるものでした。
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